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ステージIII結腸がんにおける補助療法の概要

切除手術

ステージIII結腸がんでは、まず腫瘍を含む大腸の病変部位を外科的に切除します。がんの進行度に応じて、部分的に結腸を切除する場合や、結腸全体を摘出する場合があります。手術後は残された健康な腸管を再結合し、正常な消化機能を回復させます。

がんは近隣の直腸や小腸、骨盤内の生殖器官に転移することがあるため、必要に応じてそれらの臓器からも病変組織を除去します。手術が完了した後、補助療法へと移行します。

化学療法

手術後の補助療法として最も一般的なのが化学療法です。残存する微小がん細胞を根絶する目的で、オキサリプラチンや5‑フルオロウラシル(5‑FU)+ロイコボリンなどが使用されます。これらの薬剤はがん細胞のDNA合成を阻害し、増殖を抑制して腫瘍縮小・死滅を促します。

放射線療法

化学療法に比べて使用頻度は低いものの、手術後の補助として放射線療法が行われることがあります。外部ビーム放射による局所照射や、腫瘍近傍に放射性物質を配置する内部放射線療法(ブラキセラピー)などが選択肢です。

生物学的療法(免疫療法)

患者の年齢や全身状態、がんの進行度に応じて、臨床試験への参加が検討されます。結腸がんに対する生物学的療法は、がん細胞を標的とした抗体薬やがんワクチンを投与し、免疫系を活性化させて腫瘍と闘わせることを目的としています。

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