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大腸内視鏡検査の流れと注意点

大腸内視鏡検査は、50歳以上の男性や大腸がんの家族歴がある方に推奨される検査です。特殊なカメラ付きスコープで直腸・大腸・結腸を観察し、がん細胞やポリープ、出血、消化器症状などを検出します。

検査前の準備

腸をきれいに保つため、検査前に下剤(通常は液体)を服用します。下剤は嘔吐感を伴うことがありますが、少量ずつ飲みながら歩くなど軽い運動をすると緩和します。

排便対策

検査前に水様便が多く出ることがあり、肛門が刺激されやすくなります。肛門周囲にワセリンを塗布し、トイレットペーパーの代わりにウェットティッシュで拭くと快適です。刺激が続く場合は、温かい湯船に15分ほど浸かり、再度ワセリンを塗って綿球で漏れを防ぎます。

大腸内視鏡検査そのもの

直径約1.3cmの柔軟なスコープにカメラが付いており、直腸から挿入して大腸全体をくまなく観察します。必要に応じて組織を採取したり、ポリープを切除したりすることができます。

検査中の流れ

検査時間は30〜60分です。医師は鎮痛薬と静脈内鎮静剤を投与し、リラックスした状態で検査を受けられます。左側臥位で膝を胸に抱える姿勢を保ちます。軽い痙攣が起きることがありますが、ゆっくり深呼吸で対処できます。

検査後の注意点

鎮静剤を使用した場合は、必ず同伴者が帰宅まで付き添い、運転は控えてください。通常はすぐに通常食に戻れますが、アルコール、運転、激しい運動、機械操作は24時間は避けましょう。組織採取やポリープ除去を行った場合は、アセトアミノフェン以外の鎮痛・抗炎症薬や血液凝固薬の使用を2週間ほど控える必要があります。医師の指示を必ず守ってください。

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