汎血球減少症の原因は?
骨髄障害
再生不良性貧血:骨髄が十分な血球を産生できなくなる。
骨髄異形成症候群(MDS):骨髄が異常な血球を作る疾患群。
放射線・化学療法
がん治療で用いられる高線量の放射線や化学療法は、骨髄を障害し汎血球減少症を引き起こすことがあります。
ウイルス感染
肝炎ウイルス、EBウイルス、HIVなどの重篤なウイルス感染は骨髄機能を低下させ、汎血球減少症の原因となります。
免疫系疾患
全身性エリテマトーデスや関節リウマチなどの自己免疫疾患は、自己抗体が血球を攻撃し汎血球減少症を引き起こすことがあります。
栄養欠乏
ビタミンB12、葉酸、鉄、銅など、血球産生に必要な栄養素が不足すると汎血球減少症が生じます。
薬剤・毒素
一部の抗生物質、抗ヒスタミン薬、化学療法薬などは稀に汎血球減少症を副作用として起こします。また、ベンゼンなどの有害化学物質への曝露も骨髄機能を損ないます。
遺伝性疾患
ファンコニ貧血やダイヤモンド・ブラックフェン貧血などのまれな遺伝性疾患は、幼少期から汎血球減少症を引き起こします。
薬物・アルコール
化学療法薬や抗生物質に加え、過度のアルコール摂取も骨髄を障害し汎血球減少症を招くことがあります。
脾腫
脾臓が肥大すると血球が捕捉され、結果として汎血球減少症になることがあります。
汎血球減少症の原因は多岐にわたります。正確な診断と適切な治療のためには、必ず医療機関で専門医に相談してください。
