前立腺がん患者を支えるパートナーのための実践ガイド
はじめに
米国がん協会によると、2009年に米国で前立腺がんの新規患者は192,280人、死亡者は27,360人と推定されています。パートナーの支援は患者の回復を促進し、治療期間中の生活の質を高めます。前立腺がんの治療は手術、化学療法、放射線療法、またはその組み合わせがあり、身体的・感情的・精神的なサポートが必要です。
必要なもの
- カレンダー
- 鉛筆
- ノート
- コンドーム
サポート手順
パートナーと一緒に診察や治療に同行しましょう。カレンダーで予約を調整し、ノートに医師の説明を書き留めます。診察後に内容をパートナーに伝え、帰宅後に思いついた質問をメモしておきます。
緊急入院や副作用が出た際に備えて、常に最新の服薬リストと担当医・医療機関の連絡先を手元に置きましょう。入院や薬局のスタッフには、服用中の薬、アレルギー、現在の治療内容をすべて伝えます。治療中に予想される副作用や、報告すべき重大な反応について医師に確認しましょう。
パートナーの感情について話す姿勢があることを伝えつつ、会話ががんのことばかりにならないよう配慮しましょう。時には二人で外出したり、社交的なイベントに参加してがんから離れる時間を作ります。前立腺がん患者の会や、患者のパートナー向けサポートグループに参加し、支え合える環境を見つける手助けをしましょう。
プレッシャーをかけずに、性的な欲求をパートナーに伝えましょう。前立腺手術後は勃起や射精に困難が生じることがありますが、時間とともに改善することもあります。局所放射線治療後1年以上でインポテンツになることもあるため、セックスやロマンスを通じて別の形の親密さを探しましょう。放射線治療でビーズが埋め込まれている場合は、性交時にコンドームを使用してください。放射線が精液に含まれることがあるため、使用期間は医師に確認しましょう。
前立腺がんの回復期間中は、パートナーが自立を取り戻すための余裕を与えましょう。手術・放射線治療・化学療法は疲労を伴い、診断自体がうつや不安を引き起こすことがあります。臨時・永久の障害に向き合う際、支援は必要だと伝えつつ、本人が自分で服を着たり散歩したりしたいと思う場合は尊重します。本人が助けを求めたとき、または危険があるときだけ介入しましょう。
