子どものADHD(注意欠陥・多動性障害)を見分けるポイント
ADHD(注意欠陥・多動性障害)は、注意力や衝動コントロールに困難を抱える心理的な障害です。診断には19以上の症状が考慮され、主に「不注意」「多動性」「衝動性」の3つのカテゴリーに分けられます。子どもにこれらのサインが見られる場合、保護者や教師、保育士など身近な大人が観察し、専門家への相談のきっかけにしましょう。
診断のために観察すべき3つの側面
1. 不注意(注意散漫)
- 宿題や課題で細かいミスや抜けがないか確認する。
- 課題に集中できず、注意が続かない様子が見られるか。
- 呼びかけに対して聞き返さずに聞き逃すことが多いか。
- 作業を途中で投げ出す、整理整頓が苦手、精神的に努力を要する課題を避ける傾向があるか。
- すぐに他のものに注意が移り、物を失くすことが頻繁にあるか。
- 何度も思い出しを促しても、同じことを忘れ続けるか。
2. 多動性
- 座っていられず、手足を絶えず動かす様子があるか。
- 座っているべき場面で立ち上がる、歩き回ることが多いか。
- 教室などで不適切な場所に登ったり、走り回ったりするか。
- 静かに作業を行うのが難しいか。
- 話し続け、エネルギーが尽きない様子が見られるか。
3. 衝動性
- 質問が完了する前に答えを口走ってしまうか。
- 順番を待つことができず、列やゲームで割り込むことがあるか。
- 会話中に頻繁に他人の話を遮ってしまうか。
これらのサインが複数見られる場合は、医師や心理士などの専門家に相談し、正確な評価と適切な支援を受けることが重要です。
