花粉症対策のヒント
夏の高温と晴天は、花粉症に悩む人にとっては苦痛の季節です。花粉症は植物や樹木の花粉に対するアレルギー反応で、1800年代初頭に記録が残っていますが、未だ根本的な治療法はありません。花粉が目・鼻・口に入ると免疫系がヒスタミンを放出し、呼吸器が花粉を洗い流すか吹き出そうとします。その結果、目のかゆみ・涙、鼻水、頻繁なくしゃみが起こります。
健康的な生活習慣
- ビタミンCを多く含む食事は症状の軽減に役立つ可能性がありますが、リンゴ、トマト、種のある果物、メロン、バナナ、セロリなどは症状を悪化させることがあります。
- 定期的な運動も症状緩和に有効ですが、花粉症シーズンは屋内での運動にとどめましょう。
- 十分な睡眠とストレス管理は症状を和らげます。
- アルコールは脱水を招き症状を悪化させるだけでなく、花粉への感受性も高めます。摂取は控えめに。
市販薬の活用
- 眠くならないタイプの抗ヒスタミン薬を毎日服用すると症状を抑えられます。
- ステロイド系点鼻薬は2〜3日継続使用すると効果が現れます。
- 抗炎症性の点眼薬は1日2回の使用で目のかゆみや涙を軽減します。
自分を守る方法
- 就寝後にシャワーや入浴で付着した花粉を洗い流しましょう。
- 外出先から帰ったら手・顔をこまめに洗い、衣類や髪の花粉も落とします。
- 鼻の入口にワセリンやミツロウ系の軟膏を塗り、花粉の侵入を防ぎます。
- ラップアラウンドタイプのサングラスで目を保護しましょう。
花粉を避ける工夫
- 花粉量は朝方・夕方・雷雨時に最も高くなります。この時間帯はできるだけ屋内にとどまり、晴れた乾燥した日は窓を閉めましょう。
- 自宅や車のエアコンに花粉フィルターを装着し、空気中の花粉を捕集します。
- バッグレス掃除機はフィルター付きのものを使用し、定期的にフィルターを掃除します。
- 花粉が多い日は屋外干しを避け、乾燥機を利用してください。どうしても外干しが必要な場合は、衣類をしっかり振ってから室内に取り込みましょう。
