花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)の症状と対策
花粉症(アレルギー性鼻炎)は、春や秋に多くの人が悩まされる季節性アレルギーです。かつては農家が夏に乾草を刈る際に現れる症状に由来して「ハイフェバー(Hay fever)」と呼ばれましたが、現在では季節性のアレルギー症状全般を指します。症状を正しく把握すれば、適切な薬や対処法で症状を軽減できます。
目の症状
- かゆみを伴う涙目。白目が血走ることがあります。
- アレルゲンを目から洗い流すための反応です。
- 塩水の点眼剤を1日数回使用すると症状緩和が期待できます。
鼻詰まり・鼻水
- 子どもでは鼻詰まりが主症状、成人では鼻水が多く見られます。
- アレルゲンを体外へ排除しようと、透明な粘液が増加します。
- 粘液が黄や緑に変わると感染の可能性があります。
- 生理食塩水の鼻スプレーを1日数回使用すると、鼻詰まりを防ぎ、粘液を洗い流せます。
くしゃみと咳
- 花粉などの微小粒子が鼻や口から体内に入ると、くしゃみで速やかに排除しようとします。
- 鼻水が喉へ流れ込むと数日後に咳が出やすくなります。
- 咳は肺にたまった粘液を除去する防御反応です。
後鼻漏(のどの違和感)
- 鼻水が喉へ流れ落ちることで、喉のかゆみや痛み、異物感が生じます。
- 喉のかゆみで頻繁に声を出したくなることがあります。
- 胃にたまった粘液が吐き気を引き起こすこともあります。
- 塩水鼻スプレーの使用、十分な水分補給、温かいお茶の摂取で症状を和らげましょう。
症状が重い場合や感染が疑われる場合は、医師の診察を受け、適切な抗ヒスタミン薬やステロイド点鼻薬を処方してもらうことが重要です。
