アナフィラキシー時のエピネフリン投与手順と注意点
予防接種後に起こり得る重篤なアレルギー反応、アナフィラキシーは稀ながら命に関わる緊急事態です。筋肉内へのエピネフリン(アドレナリン)注射が第一選択となります。症状としては発疹、腫脹、失神、過呼吸、不安感などがあります。治療後も2〜9時間以内に再発することがあるため、医療機関の継続的な観察が必要です。また、予防接種後は30分間患者を観察し、アレルギー反応の有無を確認してください。
必要なもの
- 手洗い用石鹸
- アルコール綿棒
- エピネフリン 1:1000 バイアル(有効期限確認)
- 1cc シリンジと5/8インチ針
投与手順
- 手を洗い、注射部位をアルコール綿棒で拭く。
- 針のキャップを外し、エピネフリンの瓶に刺す。体重1kgあたり0.1mgに相当する量を吸引する。
- ワクチン接種部位とは別の腕の皮膚に、90度の角度で針を刺す。
- ピストンを引き、シリンジ内に血液が混入していないか確認する。血液が混入している場合は針を抜き、再度刺す。血液がなければ、ゆっくりとプランジャーを押し込み、全量を注射する。
- 注射部位を圧迫し、止血用の包帯で固定する。
- 直ちに救急車を呼び、患者を仰向けにして足を高く上げる。必要に応じて酸素を投与する。
