乳児の疝痛(コリック)と食事の関係

概要

コリックとは、1日3時間以上、週に3回以上泣き止まない新生児のことを指します。家族全体に大きな負担をかけ、親はさまざまな対策を試みます。原因ははっきりしていませんが、食事や飲み物が関与している可能性があります。ほとんどのコリックは生後3か月を過ぎると自然に収まります。

食事が関与すると考える根拠

  • いくつかの医学研究では、授乳中の母親の食事とコリックの関連が示唆されています。2005年11月号の『Pediatrics』に掲載された研究では、牛乳、卵、小麦、木の実、魚を除いた食事をした母親の赤ちゃんは、泣きの頻度が25%減少したと報告されています。

食事が関与しないとする見解

  • 全ての専門家が食事とコリックを結びつけているわけではありません。『Parents』誌によれば、コリックの原因が食物アレルギーと関連しているのは全体の約10%に過ぎません。食事制限は親のストレスを増やすだけで、むしろ抱っこやスワドル、ホワイトノイズ、ぬるめの入浴などの快適ケアが有効とされています。

人工ミルク(フォーミュラ)

  • 牛乳由来のタンパク質が消化しにくく、ガスや痙攣を引き起こすことがあります。小児科医と相談し、1〜2週間ごとにミルクのブランドを変えて様子を見ると良いでしょう。代表的な選択肢は「Carnation Good Start」や大豆ベース、低アレルギー性ミルクです。

母乳と母親の食事

  • 古くから「チョコレートや辛い食べ物、ローストビーフは避けるべき」と言われていますが、実際には個々の赤ちゃんで異なります。母親の食事が赤ちゃんに影響を与えるケースとしては、牛乳、イチゴ、トマト、豆類、カフェイン、タマネギ、ピーナッツ、チョコレートなどが挙げられます。食事日記をつけ、特定の食材を除去した後の赤ちゃんの様子を観察すると効果が分かります。

ハーブ療法

  • ハーブティーや市販のジンジャー、カモミール、ペパーミント配合の「グリップウォーター」などが一部で使用されています。ただし、必ず小児科医に相談した上で使用してください。

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