猫アレルギーの発症と対策
アレルゲン
Allergy.org.nzによると、アレルゲンとは「花粉やダニ、食品など、アレルギー反応を引き起こす可能性のある物質」のことです。猫アレルギーは毛ではなく、皮膚のフケ(ダンダー)や唾液に含まれるたんぱく質が原因です。このたんぱく質は空気中に漂い、鼻や肺に吸い込まれます。
アレルギー症状の出現
症状は数分から数時間以内に現れます。部屋にいる猫の数やアレルゲンの濃度によって差があります。
猫アレルギーの症状
- 鼻水・鼻のかゆみ
- 目の痛み・涙・腫れ
- くしゃみ
- 喘鳴や呼吸困難
- 喉の痛み・かすれ声
- 咳
- 湿疹(かゆみを伴う赤い発疹)
- じんましんや吐き気
アナフィラキシーショック
まれに、全身に広がる重度のアレルギー反応(アナフィラキシー)を起こすことがあります。症状にはめまい、意識喪失、呼吸困難、舌や気道の腫れ、皮膚の青紫変色、低血圧、心不全、最悪の場合は死に至ります。緊急の医療処置が必要です。
「低アレルゲン」猫種
以下の猫種は比較的アレルゲンが少ないとされています。
- スフィンクス(無毛種): ダンダーは出ますが、毛がないため空中に拡散しにくい。
- レックス種: 短く細い被毛でダンダーが少ない。
- シベリアン猫: 長毛ですが、皮脂が多く保湿された被毛がダンダー生成を抑えると考えられています。
猫アレルギーの対策
最も確実な方法は猫との接触を避けることです。触れ合い、抱きしめ、キスは控えましょう。猫を飼っている来客がいる場合は、衣類や持ち物に注意し、事前に抗ヒスタミン薬などを服用しておくと症状が軽減します。どうしても同居する場合は、猫が滞在する部屋に入らないようにお願いするとよいでしょう。
