アレルギー専門医が診断するアレルギーの種類と診断方法
アレルギー専門医(アレルギー科医)は、患者さんがどのようなアレルギーを持っているかを総合的に判断します。その際に用いる主な手法を以下に紹介します。
診断に用いる主な方法
1. 医療歴の聴取
症状の出現時期や頻度、悪化させる要因などを詳しく聞き取り、可能性の高いアレルゲンを絞り込みます。
2. 身体診察
皮膚の紅潮、腫れ、かゆみなど、アレルギー反応の兆候を直接確認します。
3. 皮膚プリックテスト
少量のアレルゲンを皮膚に置き、針で軽く刺します。アレルギーがある場合、刺した部位に小さな膨らみ(蕁麻疹様)が現れます。
4. 血液検査
特定のアレルゲンに対するIgE抗体の濃度を測定し、血中でのアレルギー反応を評価します。
5. チャレンジテスト(負荷試験)
疑いのあるアレルゲンを少量投与し、経口または注射で反応を確認します。実際に症状が出た場合、診断が確定します。
診断後の治療方針
アレルギーの種類が判明したら、以下のような治療計画を立てます。
- アレルゲンの回避指導
- 抗ヒスタミン薬やステロイドなどの薬物療法
- アレルギー免疫療法(アレルギーショット)
患者さん一人ひとりの生活環境や症状に合わせて、最適な管理法を提案します。
