アルツハイマー病の初期段階とは?
軽度認知障害(MCI)
軽度認知障害(MCI)は、年齢相応の範囲を超える記憶力低下や思考の困難があるものの、日常生活に支障をきたすほどではない状態です。MCIは正常な加齢とアルツハイマー病の間に位置する過渡期と考えられますが、すべてのMCI患者がアルツハイマー病に進行するわけではありません。
主な症状
- 最近の出来事を思い出すのが難しい
- 名前や約束を忘れやすい
- 言葉が出てこない、適切な語彙が見つからない
- 注意力が続かない
- 判断力や意思決定に問題が生じる
- 慣れた場所で迷子になることがある
診断に用いられる検査
- 身体・神経学的検査
- 既往歴の確認
- 認知機能テスト
- 脳画像診断(MRI・CTなど)
治療と対策
MCIの治療は主に症状の管理と進行抑制を目的とします。具体的なアプローチは以下の通りです。
- 薬物療法(認知機能改善薬など)
- 認知リハビリテーション療法
- 生活習慣の改善(バランスの取れた食事、定期的な運動、十分な睡眠)
