滑液嚢(バース)は何か?

機能

滑液嚢は、骨や筋肉が擦れ合う部分にできる薄い袋状のクッションです。滑液で満たされており、関節や腱の摩擦を減らし、スムーズに動かす役割を果たします。正常な滑液嚢は炎症を起こさず、痛みなく関節を動かすことができます。

分布場所

全身の関節部に約160個(個人差あり)の滑液嚢が存在します。首から足の指先まで、関節がある場所ならどこにでも見られます。特に肩、肘、股関節、膝に多く、肩関節には最も多く、8個の滑液嚢があります。

滑液嚢炎(バースティティス)

骨と腱・筋肉が過度に擦れ合うと、滑液嚢に余分な液体がたまり炎症を起こすことがあります。これが滑液嚢炎(バースティティス)です。外傷や長時間の圧迫、過度のストレスが原因で、血液や異常な液体が滑液嚢に流入します。

治療法

炎症が感染を伴う場合は医師の診察が必要で、抗生物質での治療が行われます。症状が改善しない場合は、滑液嚢の穿刺・排液が検討されます。軽度のケースでは、冷却療法や超音波療法などを自宅で行うことで症状緩和が期待できます。

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