偽痛風の治療法は?
概要
偽痛風は、痛風と同様に関節に突然の炎症と激しい痛みを起こす関節炎です。特に膝関節に起こりやすく、歩行や日常生活に支障をきたします。
診断と治療の基本
治療の基本は、関節の炎症を抑えて腫れと痛みを軽減することです。主なアプローチは以下の通りです。
関節の安静
炎症が起きた関節をできるだけ動かさず、安静に保つことで症状の悪化を防ぎます。
関節穿刺とステロイド注射
関節穿刺で関節内の液体を抜き取り、炎症物質を除去します。その後、ステロイド注射を行うことで局所的に炎症を強力に抑制します。
薬物療法の種類
炎症を抑える薬は、経口薬と注射薬に大別されます。
経口薬(NSAIDs)
市販および処方の非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)として、ナプロキセン、イブプロフェン、インドメタシンなどが使用されます。
コルヒチン
処方薬のコルヒチンは、偽痛風特有の結晶による炎症を抑える効果があります。
ステロイド注射
関節内に直接ステロイドを注射し、急性の炎症を速やかに沈静化させます。
使用期間
NSAIDs、コルヒチン、ステロイド注射は、症状が改善するまでの短期間に限って使用されます。長期使用は推奨されません。
副作用とリスク
- NSAIDsは胃腸出血のリスクがあります。
- コルヒチンは吐き気、腹痛、下痢、嘔吐などの消化器症状を引き起こすことがあります。
- ステロイド注射は感染リスクや、注射部位の皮膚色素沈着、軟部組織の萎縮を招くことがあります。
