乳児・幼児の喘息治療:効果的な選択肢

1. モンテルカスト(シングレア)

モンテルカストはロイコトリエン受容体拮抗薬で、気道の炎症を引き起こすロイコトリエンの作用をブロックします。1日1回、噛み砕きタイプの錠剤や顆粒で服用します。

2. 吸入ステロイド(ICS)

ブデソニド(パルミコート)、フルチカゾンプロピオン酸エステル(フロベント)、モメタゾンフラン酸エステル(アスマネックス)などがあります。吸入ステロイドは気道の炎症を抑え、毎日の喘息コントロールに使用されます。主に定量吸入器(MDI)やドライパウダー吸入器(DPI)で投与します。

3. 組み合わせ吸入薬(ICS+LABA)

吸入ステロイドに長時間作用型β2刺激薬(LABA)を組み合わせた製剤です。サルメテロール(アドベア)、ホルモテロール(シンビコート)、ビランテロール(ブレオ)などがあります。3歳未満の中等度から重症の喘息児に、単独の吸入ステロイドより効果的です。

4. 経口ステロイド

プレドニゾンなどの経口ステロイドは、急性発作や重度の増悪時に短期間使用されます。

5. 気管支拡張薬

アルブテロール(プロエア、プロベントイル、ベンティリン)やレバルブテロール(エクスオペネックス)は、気道平滑筋を弛緩させ、症状を迅速に緩和します。

6. 環境管理

アレルゲンや刺激物を避け、室内のほこりやペットのフケを減らす、加湿器を使用するなど、環境対策も重要です。

治療方針は、子どもの喘息の重症度や個々の状態に応じて医師と相談しながら決めることが大切です。

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