座席での姿勢が悪くなる原因とは

オフィスへ車で通勤し、デスクワークを行うのは何百万人もの人々にとって日常です。このような姿勢が背中の問題の大きな原因となっています。カナダとスコットランドの研究者が米国放射線学会(RSNA)で発表した研究によれば、背中を丸めた姿勢で座ると、腰椎の最下部2つの椎間板が摩耗し、椎間板の高さが低下するとされています。

トレーニング(姿勢教育)

多くの人は、祖父母や年配の親戚から「背筋を伸ばして座れ」と言われた記憶があります。子どもの頃から姿勢を重視し、頭に本を乗せて背筋を伸ばして歩くことが求められた学校もありました。しかし、近年はその重要性が薄れ、「姿勢」という言葉の意味さえ知らない子どもが増えていると『The Times』は報じています。

習慣

悪い姿勢は習慣に深く根ざしています。疲れたときに背中を丸めてしまうのはとても楽です。現代の家具はリラックスを前提に設計されており、背もたれがない椅子やクッションだけの座り方が主流です。背中や首に痛みが出て初めて、姿勢を意識し始める人が多いのが現状です。

生活様式

現代の生活や働き方は、正しい姿勢を保つ上で大きな障壁となります。特に渋滞やストレスの多い運転中は、自然と前かがみになりやすく、背中への負担が増大します。また、パソコンの前に長時間座ると、背中や首が不自然な位置になりがちです。エルゴノミクスに配慮した椅子を使用すれば改善できますが、RSNAでの研究では、背もたれをやや後傾させた姿勢が脊椎に最も適していることが示されています。

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