筋肉を引っ張られたときの対処法

原因と症状

過度の運動や急な動作で筋肉や腱が伸びすぎたり、裂けたりすると「筋肉の捻挫(引き裂かれた筋肉)」が起こります。ハムストリングや背中の筋肉が最も一般的です。例えば、ガレージの掃除を一日で済ませようとしたり、週末だけで筋肉をつけようとウェイトトレーニングを行うと、筋肉が過度に伸びてしまいます。また、ジャンプ、投げ、重いものを持ち上げる、氷上で滑る、走る、または不自然な姿勢で持ち上げるときにも起こります。体力不足も背中の筋肉を引き裂く原因になります。

治療法

背中を動かしたときに「ポキッ」という音がしたり、腫れが大きい、直立できない、市販の鎮痛剤(例:イブプロフェン)で痛みが取れない場合は、必ず医師の診察を受けてください。自己治療や民間療法に頼らないことが重要です。

軽度の背中の筋肉捻挫であれば、医師は通常、安静、氷や温熱療法、そして市販の鎮痛剤の使用を勧めます。症状が重い場合は、背部用ブレースやスプリントで固定し、より強力な鎮痛薬で治療することがあります。また、再度過度に負荷をかけないよう、痛みが改善するまで安静にし、仕事を休むか家庭の重労働を控えることが大切です。回復中はジョギング、テニスやラケットボールなどのラケットスポーツ、ゴルフ、ウエイトリフティング、シットアップ、ダンスなどは避けてください。

背中を大切にするために

痛みが和らいできたら、膝の間に枕を入れて胎児のように丸まって寝ると、筋肉への負担が減ります。仰向けで寝る人は、膝の下に枕や巻いたタオルを置くと楽になります。短期間は運動を控え、数週間経過して医師の許可が出たら徐々に運動を再開してください。再発防止が最も重要ですので、ストレッチやリラクゼーションを取り入れることが推奨されます。ヨガ、太極拳、マッサージなどは背中の健康維持に役立ちます。

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