後方すべり症(レトロリスセス)の原因とは?
後方すべり症(レトロリスセス)は、腰椎の椎体が下の椎体に対して後方にずれてしまう状態です。原因は年齢や生活環境によってさまざまで、子どもと大人では主な要因が異なります。
子どもの原因
- 先天性の奇形が最も一般的です。特に第5腰椎と仙骨の間、すなわち背骨の最下部で起こりやすいとされています。
大人の原因
- 主に第4腰椎と第5腰椎の間で発生します。関節リウマチや変形性関節症などの変性疾患が原因になることが多いです。
骨折による原因
- 体操などの激しい運動で起こるストレス骨折が原因になることがあります。
- 外傷性骨折は、転倒や交通事故などの外傷が直接的な原因となります。
感染症が関与するケース
- 血液や骨に及ぶ感染症、さらには特定の癌による悪性腫瘍も後方すべり症を引き起こすことがあります。
その他の疾患
- まれに骨の代謝異常や先天性骨疾患が原因になることがあります。
