AO分類による脊椎骨折のタイプ
脊椎骨折の分類は主にDenis分類とAO分類の2つがあります。AO分類は、骨格系の外科医が中心となって設立した非営利団体AO Foundationが開発したものです。
タイプA骨折
タイプA骨折は圧迫骨折およびバースト骨折に相当し、主に下部腰椎に発生します。骨粗鬆症や骨腫瘍など既存の疾患があるとリスクが高まります。強い外力が瞬間的に加わり、椎体の一部または全体が割れることで起こります。
タイプB骨折
タイプB骨折は屈曲・牽引骨折と呼ばれ、脊椎が前方に自由に動く状態で、急激に前方へ引っ張られると椎体が亀裂を生じます。比較的稀なタイプです。
タイプC骨折
タイプC骨折は、タイプAまたはタイプBの骨折に加えて脱臼(骨折脱臼)が伴うものです。骨折した椎体が正常位置からずれ、脊椎の安定性が極端に低下します。
