好酸球の正常範囲とその意味は?

好酸球(eosinophil)は白血球の一種で、感染症や寄生虫、アレルギー反応に関与します。血液中の好酸球が500個/µL を超えると、好酸球増加(eosinophilia)と診断され、何らかの疾患が疑われます。

好酸球の出現場所

  • 血液中:血中に好酸球が多くなる状態を血液性好酸球増加と呼びます。
  • 組織内:感染部位や炎症部位に好酸球が集まることがあります。組織性好酸球増加は、主に感染やアレルギーが原因です。

検査方法

  • 血液検査:一般的な血液検査で好酸球数を測定できます。
  • 組織検査:生検や手術で採取した組織、鼻汁、気道分泌物などでも好酸球の有無を確認できます。組織性好酸球増加は血液検査では必ずしも検出されません。

正常血中範囲

  • マヨクリニックによると、好酸球の正常範囲は血液1µLあたり500個未満です。これを超えると異常とみなされます。

好酸球増加の原因

  • 疾患:喘息、クローン病、全身性エリテマトーデス(SLE)など。
  • 寄生虫感染:加熱不足の豚肉に含まれるトリヒネラや回虫(アスカリス)など。
  • アレルギー:食物や薬剤、環境因子への過敏反応。

治療法

  • 好酸球増加は基礎疾患の症状の一つです。原因となる疾患やアレルギーを適切に治療すれば、好酸球数は自然に正常化します。

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