静脈内の血液が青紫色に見えるのはなぜ?
血液の色は酸素量と光の作用で決まる
酸素を多く含む血液は赤く、酸素が抜けた血液は暗い青赤色(青紫)に見えます。
体内での血液の流れ
心臓から送り出された酸素豊富な血液は動脈を通って全身へ運ばれ、鮮やかな赤色を示します。組織で酸素が消費されると血液は脱酸素化し、色が青赤色に変わります。この脱酸素血は静脈を通って心臓に戻ります。
光が血液に当たったときの色の変化
光は血液に当たると波長ごとに吸収・反射されます。酸素化血液は赤色光を多く反射するため赤く見え、脱酸素血は青色光を相対的に多く反射するため青紫に見えます。
静脈が青く見える理由
静脈は皮膚や組織の奥深くに位置しています。光が静脈の血液に届くまでに皮膚や組織を通過し、赤色光の一部が吸収されます。その結果、青色光が相対的に多く反射され、血液が青紫色に見えるのです。
