血液型遺伝の基礎:A型の子どもはO型の両親から生まれ得るか?

血液型遺伝の基本

ヒトの血液型は主に IA、IB、i(O) の3つの対立遺伝子(アレル)で決まります。
- A型:IAIA または IAi
- B型:IBIB または IBi
- AB型:IAIB
- O型:ii(iが2つ)

A型の子どもはO型の両親から生まれられるか?

O型の両親は遺伝子型が ii です。つまり、A型(IA)やB型(IB)の遺伝子を持っていません。そのため、O型の両親だけが子どもに遺伝させられるのは i(O)遺伝子だけ で、A型(IA)遺伝子は供給できません。

結果として、O型の両親同士(ii × ii)からは必ず O 型の子どもしか生まれません。A型の子どもが生まれるには、少なくとも一方の親が IA アレルを保有している必要があります。

実際に A 型の子どもが生まれる組み合わせ例

  • 親1:A型(IAi) × 親2:O型(ii) → 子どもは 50% の確率で A 型、50% の確率で O 型
  • 親1:A型(IAi) × 親2:A型(IAi) → 子どもは 75% の確率で A 型、25% の確率で O 型

したがって、A型の子どもが O 型の両親から生まれることは遺伝学的に不可能です。A 型の子どもを望む場合は、少なくとも一方の親が A 型(または AB 型)の遺伝子を持っている必要があります。

血液障害 - 関連記事