骨折した脚の固定方法と搬送手順
必要なもの
- 2本の直線状の支え(板、ほうき、枝など)
- 布や毛布
- ロープまたは包帯
手順
状況確認
まず、可能であればすぐに119へ連絡し、救助が来るまでの時間を確保します。
次に、骨折した脚に他の怪我がないか慎重に確認します。骨が変形している場合は、無理に動かさずにできるだけ自然な位置で固定します。周囲に協力できる人がいれば、助けを求めましょう。
支えの用意
板やほうき、直径5cm以上の太い枝など、脚の両側を支えることができる直線状の物を2本用意します。
支えの長さを測る
1本は肩(腋下)から骨折部位の下方へ20〜30cm延長し、もう1本は股関節付近から同様に20〜30cm延長します。両支えが骨折した脚の両側に同じ長さで伸びるようにします。
クッション材の準備
毛布やタオルなど、支えと脚の間に挟むクッション材を用意します。直接支えが脚に触れないように、支えの内側に巻き付けます。
支えの設置
測定した長さ通りに、脚の内側(股から足先)に短い支え、外側(胸・腹部側)に長い支えを置きます。脚は絶対に動かさず、患者にもできるだけ動かさないよう指示します。
固定
布やロープ、包帯などで支えを体にしっかりと結びます。結び目は骨折部位から離れた位置にし、上下に複数箇所で固定します。長い支えは胸や腹部に、短い支えは脚の上部・下部に結びます。
足用バーの取り付け
支えの下端に簡易的な足バー(棒や固い紙)を取り付け、足のアーチの下に固定します。これにより足が安定し、余計な動きを防げます。
循環の確認
固定後、足先の色や感覚を確認し、血流が阻害されていないか確かめます。圧迫が強すぎる場合は、クッションを追加したり、結び目を緩めます。
以上の手順で脚を固定し、救急隊が到着するまで安全に搬送できます。
