凍結肩を予防するヒント
凍結肩(肩関節周囲炎)は、肩関節を包む柔軟な組織が肥厚・腫脹し、可動域が制限される状態です。40〜60歳代に多く、男性にやや多い傾向があります。糖尿病や心疾患、パーキンソン病、甲状腺機能亢進症などの基礎疾患を持つ人に発症リスクが高まります。手術後や骨折後に起こりやすく、予防策を講じることが重要です。
症状の見分け方
- 糖尿病などのリスク要因がある場合は、肩の痛みやこわばりを早めにチェックしましょう。例えば、髪をとかす際に腕を上げたときに違和感がある場合は、医師に相談することが推奨されます。早期治療により症状の進行を防げます。
肩のエクササイズ
- エクササイズを始める前に、必ず担当医や理学療法士に相談してください。反対側の肩でも同様の動きを行い、全身のバランスを保ちましょう。
- ペンデュラム運動:腕を軽く前に垂らし、前後にゆっくり揺らします。痛みが出るほどは行わないでください。
- 背中で手を組む伸展:手を背中で組み、ゆっくり持ち上げます。数秒キープし、数回繰り返します。
- 前方平行保持:腕を前に伸ばし床と平行に保ちます。もう一方の手で腕を体側に引き寄せ、数秒保持して数回繰り返します。
怪我や手術後の対処法
- 医師の指示に従い、処方された抗炎症薬を使用します。
- 外傷がある場合は、氷嚢で患部を冷やすことで腫れを抑えることができます。
- 食事でオメガ3脂肪酸を適切に摂取すると、炎症抑制に役立ちます。
- 糖尿病や心疾患などの基礎疾患の治療を継続し、全身の健康管理を徹底しましょう。
これらの予防策と適切なリハビリテーションにより、凍結肩の発症リスクを低減し、早期回復を目指すことができます。
