鼠径部の怪我の治療法
概要
鼠径部の怪我は、主に内転筋の繊維が断裂することで起こります。内転筋は鼠径部から始まり、太ももの内側を膝まで走ります。ランナーやテニス選手、ダンサーなど、激しいストレッチ動作を行う人は特に鼠径部の怪我になりやすいです。治療は比較的シンプルですが、完全に回復するには時間が必要です。
必要なもの
- 圧迫バンド
- テーピングテープ
- 理学療法士
- 市販薬
- 松葉杖
- 手術
治療手順
- R.I.C.E.法の実施:怪我直後は「R.I.C.E.」法(Rest=安静、Ice=氷で冷やす、Compression=圧迫、Elevation=挙上)を実施します。患部を休め、氷で冷やし、圧迫バンドで固定し、下半身を上げておきます。
- テーピング:怪我の翌日からテーピングを行います。圧迫は十分にしつつ、血流が妨げられない程度に調整します。
- 軽いストレッチ:R.I.C.E.法とテーピングの後、筋肉をやさしくストレッチします。過度に伸ばさず、数秒間伸ばし、1日に数回程度繰り返します。
- 理学療法士の受診:スポーツ障害に精通した理学療法士のセッションを予約し、マッサージや自宅で行うリハビリ運動の指導を受けます。
- 氷・温熱療法:運動後は氷や温熱パックで患部をケアします。痛みやこわばりがある場合は、氷と温熱を交互に使用すると効果的です。
- 医師の診察:怪我から2週間以上経過しても痛みが続く、または激しい痛みがある場合は医師の診察を受けます。必要に応じて局所麻酔やステロイド注射で痛みや炎症を抑えます。
- 手術の検討:筋肉が大きく断裂していると診断された場合は、手術を検討します。完全断裂の場合、手術が唯一の治癒手段となることがあります。
