骨密度検査の流れとポイント
骨粗鬆症は骨の強度を低下させ、軽い外傷でも骨折しやすくなる疾患です。男女ともに発症しますが、女性の方が約4倍リスクが高いとされています。骨密度検査は、骨粗鬆症の有無やリスクを判断する重要な検査で、早期に治療を開始すれば管理が容易になります。
検査の準備
骨密度検査は医療機関や病院のほか、薬局などでも受けられます。フルスケールの検査は医療センターで行われ、簡易的な検査は薬局などで実施可能です。検査は非侵襲的で、特別な準備はほとんど必要ありません。
検査の実施
主に腰椎、股関節上部、または上腕骨が対象となります。フルスケール検査は「中心装置」と呼ばれるX線装置を使用し、患者はスキャン台に横たわります。通常のX線より放射線量が少ない吸収測定法(DXA)で、所要時間は約10分です。
簡易検査は「末梢装置」を用い、足のかかとなど小さな部位をスキャンします。精度は中心装置に劣りますが、検査場所が多く費用も抑えられます。
結果の確認
検査結果はTスコアとZスコアで示されます。Tスコアは同年代・同性の平均と比較した数値、Zスコアは年齢・性別・体重・民族などを考慮した平均と比較した数値です。これらのスコアに基づき、医師は必要な治療やフォローアップを判断します。
