カナダ式松葉杖の調整手順
カナダ式松葉杖(前腕式松葉杖、ロフストランド松葉杖、肘用松葉杖、非腋窩松葉杖とも呼ばれます)は、長期障害のある方が杖や歩行器の代わりに使用することが多いです。アルミニウム製で、パッド入りのグリップと前腕用カフが付いており、使用者の体重の40〜50%を支えます。木製の松葉杖と異なり、身長や腕のサイズに合わせて調整でき、使用感が向上します。
必要なもの
- 調整可能なカナダ式松葉杖(良好な状態)
調整手順
高さの調整
- 普通の靴を履いて立ち、肩の力を抜きます。
- 拳を作り、腕を前方に20〜30度曲げます。手首はまっすぐ伸ばしたままにします。
- 松葉杖の脚部伸縮部側にあるスプリングボタンを押し、ハンドグリップが手首と同じ高さになるように松葉杖を上下に調整します。
- 反対側の松葉杖でも同様に調整し、両方の高さが揃っていることを確認します。
- 松葉杖下部の調整穴近くにあるカラーを回して、脚部伸縮部を固定し安定させます。
カフの調整
- 腕をカラーに通し、ハンドグリップを握ります。前腕が体から20〜30度離れるように角度を保ちます。
- カフ側のスプリングボタンを押し、カフが肘下1〜2インチ(約2.5〜5cm)になる位置まで上下に動かします。カフのすぐ下にあるカラーを回して固定します。
- カフの幅を調整し、腕に快適にフィットさせます。角度は約20度が目安です。
- 反対側のカフでも同様に調整し、両方の高さと角度が揃っていることを確認します。
