頚椎骨棘の兆候と症状

嚥下困難

頚椎の骨棘は、他の脊椎と異なり内向きに伸びているため、発生すると食道や気道を圧迫することがあります。食道が圧迫されると飲み込みが困難になり、気道が圧迫されると呼吸が痛みを伴うことがあります。また、頚椎を通る心臓から脳へ向かう血管が圧迫されると、脳への血流が低下し、めまいや集中力の低下を引き起こすことがあります。

痛み

骨棘が頚椎の骨や筋肉に摩擦すると、鈍い痛みが生じます。通常は首に痛みがあり、立ち上がったり歩行したりすると悪化します。神経が圧迫されると痛みは鋭くなり、肩まで放散することがあります。放散性の痛みが現れると、同時に頭痛を伴うことが多いです。

腕の症状

頚椎は脳から腕へと走る神経が通る部位です。その神経が圧迫されると、腕に痛みが生じ、続いてしびれや筋力低下が起こります。筋力が低下すると、腕の可動域も狭くなります。

脊柱管狭窄

頚椎の自然な老化に伴う摩耗で脊柱管狭窄は起こりますが、骨棘が脊柱管を狭めることで症状が悪化することもあります。神経が圧迫されると、足に痛みは出にくいものの、脊柱管狭窄が進行すると、脚の脱力感、腕・脚のしびれ、感覚鈍麻が現れます。

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