アキレス腱の炎症・捻挙に対するセルフケアと治療法

アキレス腱はふくらはぎの筋肉からかかとまで伸びる太い腱で、歩行・走行・ジャンプなど足の動きを支えています。靴の選び方が悪い、普段行わない激しい運動、ふくらはぎの筋力不足などが原因で、腱が過度に伸びたり部分的に断裂したりすると炎症や捻挙が起きます。症状が出たら、すぐに安静・氷冷・適切なリハビリで対処しましょう。

安静(Rest)

患部に負荷をかけないようにし、アキレス腱を休ませます。痛みの原因となった動作はもちろん、再度負荷がかかる可能性のある運動はすべて避けましょう。症状の程度により、1週間から1か月程度の安静が必要です。

氷冷(Ice)

腱に氷を当てて腫れを抑え、回復を促します。タオルで包んだ氷嚢や氷の入った袋、冷凍野菜などを使用し、直接皮膚に当てないように注意してください。1回20分程度を目安に、1時間以上間隔をあけて繰り返します。

軽い運動(Mild Exercise)

安静期間が過ぎたら、徐々に軽いストレッチやウォーキングを取り入れます。血行が良くなることで治癒が進みます。水泳や自転車など、体重をかけない運動も効果的です。痛みが出たらすぐに中止しましょう。

薬の使用(Medication)

医師やスポーツ医療の専門家が指示した場合のみ薬を使用します。炎症性の腱障害ではないため、自己判断で抗炎症薬を服用すると逆効果になることがあります。痛み止めを処方された場合でも、安静と氷冷を併用してください。

医師の受診(See a Doctor)

数週間の安静・氷冷・軽い運動で改善しない、あるいは痛みが悪化した場合は、必ず医師に相談しましょう。必要に応じて理学療法士によるリハビリや、重症例では手術が検討されます。

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