杖の適切なフィッティング方法
歩行が困難になると、杖は移動をサポートする重要な道具です。正しい長さと握りやすいハンドルを選ぶことで、快適さと安全性が確保できます。以下に、杖の適切なフィッティング手順を解説します。
杖のハンドル
杖のハンドルは形やサイズが様々です。実際に杖本体のサイズを測る前に、まず自分が使用したいハンドルを取り付けてください。ハンドルの形状は杖全体の長さに影響します。手に馴染み、握りやすいハンドルを選びましょう。握力に不安がある場合は、太めのハンドルが適しています。
姿勢と靴
杖の長さは身長の約半分が目安です。背筋を伸ばした状態で身長を測り、実際に使用する靴を履いた状態で測定します。靴底の厚みが長さに加算されるため、普段使用する靴で測ることが重要です。
使用側(反対側)
測定は、怪我や歩行に不自由がある側とは反対側で行います。杖は負担をかけない側に持つことで、負傷した脚や股関節への圧力を軽減できます。
手首の位置
杖のハンドルを怪我側の反対側の床に置き、杖の先端(ゴムチップ含む)が手首の真ん中、もしくは手首の皺の間にくるように測ります。腕を自然に下げた状態で測定すると、より正確な長さが得られます。測定した位置に印を付け、そこがカットすべき位置です。
肩と腕の角度
杖を使用する手で握り、鏡の前で肩の高さを確認します。左右の肩が同じ高さであることが理想です。杖を握る側の肩が高い場合は、杖の長さをさらに短く調整します。また、杖を使用する際の肘の屈曲は25度以下に保ちましょう。
