腱・靭帯損傷の診断と治療法
靭帯は関節で二つの骨を結ぶ組織で、損傷すると捻挫と呼ばれます。腱は筋肉と骨をつなぐ組織で、伸びたり裂けたりすると捻挟(strain)と呼ばれます。
臨床所見
- 靭帯損傷が疑われるのは、関節が動かせない、激しい痛みがある、体重をかけると関節が崩れ、数歩しか歩けない場合です。
- 腱損傷が疑われるのは、腫れ、可動域の制限、筋肉の痙攣があるときです。
レントゲン検査
骨折などの重大な損傷を除外するためにレントゲンを撮ります。特定の関節では、靭帯が損傷した際に関節構造の位置がずれることで診断が可能です。
MRI(磁気共鳴画像)
MRIは軟部組織の詳細な画像を得るために用いられます。靭帯の断裂やそれに伴う軟骨損傷、腱の断裂も確認できます。
関節鏡検査
関節鏡検査は外来手術で、小さな切開から光源付きチューブを関節内に挿入し、内部の映像を直接確認しながら損傷の程度を評価します。
注意点
怪我の際に「パチッ」や「バチッ」という音や感覚を覚えたら、すぐに医師の診察を受けてください。重度の軟部組織損傷を放置すると永久的な障害につながります。
