運動時に顎が痛む原因と対策
顎の痛みが運動時に現れる原因
顎の痛みは直接的なものと、体の他部位の問題が間接的に現れるものがあります。運動により血流や心拍数が上がると、隠れた炎症や傷が刺激され、痛みが出やすくなります。以下に主な原因と対処法をまとめました。
膿瘍(感染性の膿のたまり)
歯の感染が顎や鼻に放散し、膿瘍になることがあります。炎症が起きると運動で敏感になり、顎に痛みが走ります。自宅での対処は避け、歯科医や医師の診察が必要です。
歯ぎしり(ブラキシズム)
睡眠中の歯ぎしりはストレスや不安が原因とされ、歯の損傷や顎関節の不調を招きます。歯が緩んだり、詰め物が割れたりすると、運動時に顎に痛みが出ます。筋肉の疲労や頭痛も併発しやすいです。
直接的な外傷
顎は皮下脂肪が少なく、打撲や骨折が起きやすい部位です。外傷後は見た目が回復しても、内部の血腫や骨の損傷が残り、運動で血流が増すと痛みが出ます。腫れや触れると痛む場合は安静にし、回復が遅い場合は医師へ相談してください。
間接的な原因
- 甲状腺機能低下(ヨウ素不足):甲状腺が炎症を起こすと顎に痛みが走ります。
- 顎関節症(TMJ):顎関節の筋肉・関節が炎症すると、噛む・運動時に顎が痛むことがあります。
皮膚がん(基底細胞癌)
顎に小さなワックス状のしこりができ、痛みはほとんどありませんが、運動で血流が増すと痛みが強くなります。しこりが色素沈着や出血を伴う場合は、早急に皮膚科で検査が必要です。
いずれの場合も、痛みが数週間以上続く、または症状が悪化する場合は、専門医に相談してください。
