反復性ストレス障害(RSI)の治療と予防

反復性ストレス障害(RSI)とは

RSIは、過度の使用や不適切な使い方により手や手首、腕などに炎症や筋肉の緊張、組織の損傷が起こる状態を指す総称です。カーパルトンネル症候群、腱鞘炎、テニス肘、すねの痛み(シンスプリント)やストレス骨折など、さまざまな具体的疾患が含まれます。

適切な医療の重要性

RSIの診断を理解し、治療に前向きな医師を見つけることが重要です。痛みがあっても、RSIを認めない医師もいます。RSIを認めても、手術を最初の選択肢とするケースがありますが、まずは侵襲性の低い治療で症状が改善しない場合に限って検討すべきです。

患部の安静

医師は症状を悪化させる動作の中止・制限・変更を指示します。作業姿勢の改善や、スプリントやサポーターの使用で患部の負担を軽減します。

薬物療法

炎症を抑えるために非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)を処方されることが多く、アスピリン、イブプロフェン、ナプロキセンなどがあります。痛み止めとしてアセトアミノフェン(例:タイレノール)を使用することもあります。カーパルトンネル症候群などでは、ステロイドを直接注射することもあります。使用する薬剤の効果と副作用は必ず医師と相談してください。

予防策

RSI治療の大部分は再発防止にあります。筋力不足や姿勢の問題を改善するエクササイズ、正しいタイピングや持ち上げ動作の指導、スポーツ時のフォーム修正などが有効です。また、同じ動作を続ける場合は定期的に短い休憩を入れる習慣をつくりましょう。理学療法士やスポーツキネシオロジストに相談して、包括的な予防プランを立てることをおすすめします。

手術

症状が長期間改善せず、日常生活や仕事に支障が出る場合は手術が選択肢となります。適切な手術方法やリスクについては担当医と十分に話し合って決定してください。

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