AC関節の痛みを和らげる方法
AC関節(肩甲骨の上部にあるアクロミオンと鎖骨をつなぐ関節)は、外傷やスポーツによる衝撃で損傷しやすく、肩の分離と呼ばれる典型的な症状を引き起こします。損傷の程度に応じて治療法が異なります。
痛みの原因を理解する
- 直接的な衝撃が最も一般的です。アメフト、ラクロス、ホッケー、ラグビーなどのコンタクトスポーツや、サッカー、バレーボール、ロッククライミング、スキーなどでもリスクが高まります。
- 転倒や滑りによる偶発的な衝撃でも起こります。
- AC関節の靭帯が損傷すると、軽度の捻挫から完全断裂(肩の分離)まで幅広い症状が現れます。急性の鋭い痛みと鎖骨先端の圧痛、場合によっては青あざや腫れ、鎖骨が皮下に突出する変形が見られます。
初期の痛み緩和
怪我直後にできるだけ早く対処しましょう。氷嚢を20〜30分間当てて腫れと炎症を抑え、できるだけ早く医師の診察を受けることが重要です。
診断後の痛み緩和
医師がAC関節の損傷を確認したら、以下の治療が行われます。
- 軽度の捻挫や部分断裂(Grade 2)の場合は、引き続き氷嚢を使用し、スリングやハーネスで肩を固定します。必要に応じてイブプロフェン、ナプロキセン、アスピリンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)を短期間使用します。
- 完全断裂(Grade 3)の場合も、まずは固定と鎮痛を行い、数週間で関節機能が回復することが多いです。
- 靭帯損傷が治癒しない、変形や関節炎が残る場合は外科的修復が検討されます。手術後はさらに1〜2か月の固定と疼痛管理が必要です。
