肩の回旋腱板:棘上筋腱とは何か
概要
棘上筋腱は肩甲骨と上腕骨を結ぶ回旋腱板の一部で、肩関節の球関節を安定させます。幅は親指1本分ほどで、健康な腱は指でつまんだときに均一な感触です。
機能
腕を体側から外側へ持ち上げる(外転)動作を担います。鳥が羽ばたくように腕を上げる際に重要な役割を果たします。
注意点
過度の使用により腱炎(腱の炎症)や腱変性(腱の劣化)が起こりやすい部位です。
痛みの特徴
過負荷がかかると肩の上部や背中側に痛みが生じ、痛みが前腕まで放散することがあります。テニス肘に似た痛みを感じることもあります。
インピンジメント症候群
肩峰(肩の上部の骨)と腱が摩擦し、腕を前方・上方に上げたときに腱が圧迫されます。重度になると腱が断裂し、手術が必要になることがあります。
