滑液包炎(バースティス)に対する電極治療

滑液包炎とは

滑液包炎は、関節や筋肉の間にある液体で満たされた嚢(滑液包)が、感染や外傷により炎症を起こす疾患です。全身に約160個ある滑液包のうち、特に大関節付近に大きなものがあり、そこが炎症の対象となります。

滑液包炎の主な症状

主な症状は、痛みと関節の可動域の低下です。局所的な腫れが伴うこともあります。痛みは急激に強くなることもあれば、軽い違和感から徐々に悪化することもあります。加齢は大きなリスク要因で、若年層では発症率が低いです。

滑液包炎に対する電極治療について

電極治療は、物理療法の一環として一定の効果が報告されています。患部に20〜45分間、電流を直接流すことで、急性炎症期を大幅に短縮できるとされています。

電極治療の追加的な効果

炎症が落ち着いた後の第二期(粘着形成期)でも、電極治療は有用です。徐々に電圧を上げながら20〜30分間施術することで、関節の可動域を維持または回復させることが期待できます。

注意点

治療効果は発症後の開始時期に大きく依存します。症状が出てから3〜4日以内に治療を開始すれば、数回の理学療法で完治するケースもありますが、遅れると慢性化しやすくなります。症状を感じたら早めに医師の診察を受け、適切なタイミングで電極治療を始めましょう。

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