変性骨疾患(骨粗鬆症)とは?
骨粗鬆症とは?
骨粗鬆症(変性骨疾患)は、骨の内部構造が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。カルシウムやビタミンD不足、運動不足が主な原因とされ、加齢に伴う骨量減少は自然ですが、生活習慣が影響すると早期に骨が減少します。
この病気になりやすい人は?
男女ともに発症しますが、特に女性に多く見られます。35歳以上の女性で家族に骨疾患の既往がある人や、低体重・喫煙者はリスクが高まります。また、アジア系・白人、摂食障害歴、ステロイド薬の長期使用も危険因子です。
主な症状は?
初期には自覚症状がほとんどありませんが、進行すると身長が縮む、背中の痛み、骨折しやすさが現れます。特に手首、股関節、脊椎が脆弱です。背中が丸まる姿勢(圧迫性変形)も典型的なサインです。
骨粗鬆症はどのように診断されるか?
主にDEXA(デュアルエネルギーX線吸収測定)で骨密度を測定します。必要に応じて超音波やCT検査が補助的に用いられます。
治療法は?
骨密度の低下を抑え、骨形成を促す薬剤が利用されます。女性にはエストロゲン様作用を持つラロキシフェン(商品名:エビスタ)が更年期後の骨減少を防ぎます。タモキシフェンは主に乳がん治療薬ですが、骨代謝にも影響します。男性やステロイド使用者にはビスホスホネート系薬剤が骨吸収を抑制します。加えて、十分なカルシウム・ビタミンD摂取、適度な運動、禁煙が基本です。
早期発見と適切な治療で、骨粗鬆症による骨折リスクは大幅に低減できます。
