横隔膜は他の臓器とどのように連携して働くのか?
横隔膜は呼吸に直接関わる大切な筋肉ですが、胸腔内の他の臓器とも密接に連携しています。以下に主な臓器との関係を示します。
肺
横隔膜が収縮すると胸腔の容積が増え、肺が拡張して空気が流入します。拡張が終わると横隔膜が弛緩し、肺が圧縮されて呼気が排出されます。
心臓
呼吸運動に伴う胸腔内圧の変化は、静脈還流を助け、心臓への血液供給を円滑にします。横隔膜の動きは心臓のポンプ機能を間接的に支援します。
胃
横隔膜は胃を胸腔上部から守り、位置を安定させます。呼吸時の上下運動が胃の過度な上昇を防ぎます。
腸管
横隔膜の上下運動は腹腔内圧を変化させ、腸の蠕動運動を補助します。これにより食物の移動がスムーズになります。
肝臓
横隔膜は肝臓の上部に位置し、胸腔と腹腔の境界を形成して衝撃から保護します。
腎臓
横隔膜は腎臓の背側を支えることで、位置を安定させ、過度な動きを防ぎます。
