石膏キャスト(ギプス)の代わりになる選択肢

石膏キャスト(通称ギプス)は、パリス石膏で作られ、骨折部位を固定して正しい位置で治癒させる従来の方法です。硬くなり水に弱く、取り外しが大変という欠点があります。近年では、より快適で機能的な代替品が登場しています。

合成キャスト(Synthetic Cast)

合成キャストは主にファイバーグラス製で、従来の石膏キャストより軽量で防水性があります。カラーも豊富です。ファイバーグラス自体は防水ですが、裏地は防水ではありません。カバーを装着すれば入浴や水泳も可能です。石膏キャストと同様に、まず綿素材で包んでから装着します。

スプリント(Splint)

スプリントは骨折部位の動きを制限するブレースです。石膏キャストほど制限は強くありませんが、リューテルズ・ヘルスの報道によれば、手首の骨折などでは同等の治癒効果が期待できます。スプリントは手首・手のひら・指先下部を覆う硬い手袋のような形状で、裏側が硬く、表側はベルクロで固定します。

エアキャスト(Aircast)

エアキャストは柔軟なプラスチックとベルクロで構成され、内部に空気セルが組み込まれています。空気セルは腫れ(浮腫)を抑え、衝撃を吸収することで治癒を促進します。モデルによっては空気セルの膨張・収縮が可能で、使用者に合わせたフィット感が得られます。足首や膝関節の固定に広く使用され、石膏キャストと比べて柔軟で取り外しが容易です。耐久性も高く、入浴や診察時に外すことができます。

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