近年、コレステロールと健康リスクの関係が明らかになる中、伝統中国医学で用いられるハーブがLDL(悪玉)コレステロールを下げ、HDL(善玉)コレステロールとのバランスを保つ効果が注目されています。ここでは代表的な3つのハーブをご紹介します。
プーアル茶
中国や華僑が多い地域以外ではまだあまり知られていませんが、コレステロール低下効果が報告されるにつれ注目が高まっています。プーアル茶は他の茶と異なる古代の茶樹から作られ、現代の茶樹の祖先とされています。LDL(悪玉)コレステロールを下げるだけでなく、血中の中性脂肪も減少させます。
赤米酵母
赤米酵母は北京ダックや紅焼肉の色付けに使われるだけでなく、最初の市販スタチン薬の原料となったことで有名です。メルク社は赤米酵母から「メバコール」というスタチンを開発しました。そのため、赤米酵母は食品か医薬品かで議論が続きます。メルクは医薬品として扱うべきと主張する一方、伝統医療や料理の専門家は、800年頃の中国医師の記録や明代(1368‑1644年)の製法書に見られるように、古くから食品として利用されてきたと指摘しています。
大蒜(にんにく)
大蒜は中国を含む多くのハーブ医学で使用され、現代では高コレステロールの対策としても処方されます。古代から用いられ、LDLコレステロールの血清濃度を下げる効果があります。効果は継続的な摂取で現れるため、日常的に取り入れることが重要です。にんにくの臭いが苦手な方には、無臭カプセル製品も多数販売されています。
