呼吸停止の症状と対処法
成人の安静時の呼吸数は1分間に15〜20回が標準です。呼吸数は胸部の上下動で測定され、呼吸数が25回以上または12回未満になると異常とされます。呼吸が完全に止まると、適切な処置が取られない限り死に至ります。呼吸停止の症状を正しく認識することで、救命の可能性が高まります。
チアノーゼ(皮膚の青紫変色)
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呼吸が停止すると、肺での酸素と二酸化炭素の交換が行われず、血中酸素が減少します。その結果、皮膚や粘膜が青紫色に変わります。チアノーゼは呼吸停止のサインですが、低体温など他の要因でも起こるため、単独では確定的な指標ではありません。
胸部の上下運動が止まる
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呼吸は肋間筋と横隔膜の収縮・弛緩で行われます。胸部の上下動が全く見られなくなった場合、呼吸が停止した最も明確な兆候です。
呼吸音が聞こえない、または会話できない
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救急時の基本的な確認として、胸に耳を当てて呼吸音を確認します。呼吸音が全く聞こえない場合は呼吸停止が疑われます。また、意識があるにも関わらず言葉が出ない場合は、気道が閉塞している可能性があり、ハイムリック法や救助呼吸が必要です。
意識消失
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脳への酸素供給が不足すると意識が失われます。意識がない状態ではまず呼吸の有無を確認し、必要に応じて人工呼吸や胸骨圧迫を行います。
明らかな死亡(外傷)
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重度の胸部圧迫、四肢切断、頭部切断など、外傷が極端な場合は呼吸停止が明らかです。米国では死亡判定は医師が行いますが、救急現場ではこれらの外傷が見られた場合、即座に死亡と判断されます。
