風邪予防に効果的な鼻スプレー
オキシメタゾリン研究
バージニア大学(バージニア・チャールズトン)で2019年に行われた研究では、94名の健康なボランティアに風邪ウイルスを意図的に感染させました。感染から3時間後、症状が現れる前に、半数にはオキシメタゾリン配合の鼻スプレー、残り半数には生理食塩水スプレーを投与しました。その後、5日間1日3回噴霧しました。ウイルス量は通常、感染後2〜3日でピークに達しますが、オキシメタゾリン群では2日目にはウイルス量が減少し始めました。一方、生理食塩水群は通常通りにウイルスが増加しました。この結果は、感染初期にデコンジェスタント鼻スプレーを使用することで、風邪症状の進行を抑制できる可能性を示唆しています。
市販のオキシメタゾリン含有鼻スプレーには、アフリン(Afrin)、ドリスタン12時間鼻スプレー(Dristan 12‑Hour Nasal Spray)、ビックスシネックス12時間鼻スプレー(Vicks Sinex 12‑Hour Nasal Spray)、デュラミストプラス(Duramist Plus)などがあります。
デコンジェスタント鼻スプレー使用上の注意
デコンジェスタント鼻スプレーを連続して3日以上使用すると、既存の風邪症状が悪化する可能性があります。そのため、症状が出始めた初期段階、または感染が確実と分かっている場合にのみ使用し、使用期間は必ず3日以内にとどめてください。使用前には必ず製品の説明書や警告を確認し、指示に従ってください。
