風邪とインフルエンザを引き起こすウイルスの違い
風邪とインフルエンザは、どちらもウイルスが原因で起こる呼吸器感染症ですが、原因ウイルスや症状、対策には違いがあります。本稿ではそれぞれのウイルスの特徴や診断、治療、予防法について解説します。
ウイルスとは
ウイルスは寄生性の微生物で、生きた細胞がなければ増殖できません。RNAまたはDNAの核酸がタンパク質の外殻に包まれています。風邪やインフルエンザなど、さまざまな疾患の原因となります。
風邪(かぜ)
風邪の主な原因はライノウイルスです。喉の痛み、くしゃみ、咳、鼻水などの症状が現れ、通常は2週間以内に回復します。
インフルエンザ
インフルエンザは風邪より症状が重く、発熱、倦怠感、全身の筋肉痛などが伴います。症状だけでは風邪と区別がつかないこともあり、正確な診断には検査が必要です。
インフルエンザ検査
医師はインフルエンザA型、B型、またはH1N1などのウイルスを検出するために、鼻や喉のぬぐい液(鼻咽頭スワブ)を採取して検査します。
治療法
インフルエンザの場合は抗ウイルス薬が処方されることがあります。風邪やインフルエンザの回復には十分な休養と水分補給が重要です。必要に応じて、市販の解熱鎮痛薬で症状を和らげることもできます。
予防策
こまめな手洗いは風邪・インフルエンザの感染拡大を防ぐ最も効果的な方法です。また、感染者との接触を避けることも重要です。
