爪の感染症の治療法

爪の感染症はプールやスパ、ジムのロッカールームなどの湿った環境で簡単に感染します。原因は足白癬と同様の真菌で、感染はしやすいものの、治療が難しいことがあります。治療法は大きく分けて医薬品による治療と自然療法の二つです。

医薬品治療(処方薬)

  • 処方薬は効果が高いものの、費用がかさむことがあります。外用薬(ローションやクリーム)と内服薬(錠剤)がありますが、頭痛、吐き気、めまい、アレルギー反応、肝障害、意識障害などの副作用が報告されています。主に使用される薬剤はグリセオフルビン、ケトコナゾール、ラミシル(テルビナフィン)です。

自然療法

  • 最も一般的な自然療法はティーツリーオイルです。オーストラリア原産のメラレウカ・アルターニフォリアから抽出される純粋なティーツリーオイルは、抗真菌作用が強いとされています。感染した爪に1日3回直接塗布し、爪が完全に生え変わるまで続けます。効果が現れるまでには3か月から1年程度かかります。その他の家庭療法としては、ベーパーラブ(ティームとユーカリの精油を含む)があります。これも2日おきに塗布し、症状が軽減するまで使用します。

治療期間の目安

  • 医薬品は通常2週間から6週間で真菌を死滅させます。自然療法は副作用が少ない反面、効果が現れるまでに6週間以上、場合によっては1年以上かかります。

治療の目的と作用

  • 治療の根本的な目的は真菌を除去し、二次的な感染を抑えることです。薬剤や自然療法は作用機序は異なりますが、真菌を死滅させる点は同じです。真菌が死滅した後も再発防止のために処方された期間は全て服用・使用することが推奨されます。

合併症と注意点

  • 爪真菌が放置されると、他の指や体の部位へ広がりやすく、足白癬や股部のかゆみ(ジャックイッチ)、酵母感染症などを引き起こす可能性があります。また、爪真菌は感染力が高く、周囲の人へも感染させるリスクがあります。

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