小児におけるインフルエンザの症状と対策

症状

  • 小児のインフルエンザは、39〜40℃(103〜105°F)に達する高熱、倦怠感、筋肉痛、頭痛、寒気、喉の痛み、咳が典型的です。嘔吐や腹痛を伴うこともあり、特に幼児は肺炎や気管支炎など重篤な呼吸器感染に罹りやすい点に注意が必要です。

期間

  • 発熱や寒気、筋肉痛は通常3〜4日間続きますが、倦怠感や咳は症状が落ち着いた後も1週間以上続くことがあります。

治療

  • インフルエンザはウイルス性疾患のため抗生物質は無効です。多くの場合、安静と十分な水分補給が基本となります。症状が出てから24〜48時間以内に服用すれば、タミフル(オセルタミビル)やリレンザ(ザナミビル)などの抗ウイルス薬が有効です。解熱にはアセトアミノフェンやイブプロフェンを使用し、アスピリンはライ症候群のリスクがあるため子どもには絶対に与えないでください。

感染経路

  • インフルエンザウイルスは、感染者が話す・咳・くしゃみをした際に飛散する飛沫で広がります。直接接触だけでなく、ウイルスが付着したテーブルやドアノブなどの表面を介しても感染するため、環境衛生が重要です。

予防

  • 最も効果的な予防策は毎年のインフルエンザワクチン接種です。米CDCや米小児科学会は、生後6か月から18歳までの子ども全員にワクチン接種を推奨しています。加えて、手洗いの徹底や病人との接触回避も有効です。特に幼児は手洗いを指導し、習慣化させることが大切です。

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