腸内インフルエンザ(胃腸風邪)の症状と対処法

腸内インフルエンザ(通称胃腸風邪)は、ほとんどの人が一度は経験する一般的な疾患です。ウイルスが原因で、急に症状が出ますが、通常は1〜2日で自然に回復し、後遺症は残りません。

主な症状

腹部の不快感

腹痛、腹部の痙攣、吐き気、嘔吐、下痢などが典型的です。

風邪やインフルエンザ様の症状

軽度の発熱、喉の痛み、鼻づまりといった上気道症状が併発することがあります。

倦怠感

体がだるくなり、エネルギーが失われます。十分な休養が回復の鍵です。1〜2日間のベッド休養が推奨されます。

脱水症状

嘔吐や下痢が続くと体内の水分が失われやすく、脱水のリスクが高まります。水や電解質飲料(例:スポーツドリンク、ジンジャーエール)を少量ずつ頻繁に摂取し、急激に大量に飲むのは避けましょう。

対処法

腸内インフルエンザはウイルス性のため抗生物質は無効です。症状緩和を目的に、解熱鎮痛剤や鼻づまり用の市販薬を使用するとよいでしょう。また、クラッカーや乾いたトースト、ゼリーなどの軽くて刺激の少ない食事をとることで、胃腸への負担を減らし、吐き気を抑えることができます。

注意点・受診の目安

下痢が2日以上続く、血便や高熱がある、脱水症状が進行するなどの場合は速やかに医療機関を受診してください。食中毒や他の感染症と症状が似ていることがあるため、適切な診断が必要です。

予防・対策

ウイルスだけでなく、細菌性の胃腸炎も手指の衛生や食品の適切な取り扱いで予防できます。外出先から帰ったら手をしっかり洗い、生ものや加熱が不十分な食材は避けるようにしましょう。

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