インフルエンザA型・B型の治療と予防
インフルエンザの基礎
インフルエンザウイルスには主にA型とB型の2種類があり、どちらも季節性インフルエンザとして毎年流行します。米国では秋にシーズンが始まり、12月から3月にかけてピークを迎えます。A型は症状が重くなる傾向があります。
予防が最善の治療
インフルエンザを防ぐ最も効果的な方法はワクチン接種です。世界保健機関(WHO)は毎年、シーズン前にワクチン株を決定し、製薬会社がそれに基づいてワクチンを製造します。ワクチンは接種後約2週間で免疫が形成されるため、シーズン開始直後に接種することが推奨されます。
2歳から49歳までの健康な人は、注射型ワクチンのほかに鼻腔スプレー型ワクチンも選択できます。65歳未満の大多数に対しては高い予防効果が期待できますが、ワクチンだけで感染を完全に防げるわけではありません。接種のリスクと利益については医師に相談してください。
インフルエンザ罹患時の対処法
インフルエンザにかかると、悪寒、101°F(約38.3℃)以上の発熱(子どもは105°F(約40.6℃)に達することも)、頭痛、発汗、乾いた咳、倦怠感、筋肉痛などが現れます。子どもは嘔吐や下痢を伴うことがあります。基本的な対処は十分な休養と水分補給です。市販の解熱鎮痛薬で症状を和らげることができますが、子どもや十代の若者にアスピリンは絶対に与えないでください。
健康な成人では自然に症状が軽快しますが、妊婦、乳幼児、高齢者、基礎疾患を持つ人は重篤化するリスクがあります。症状が強い、またはリスクが高いと感じたら速やかに医師に相談しましょう。
医師の指示のもと、オセルタミビル(商品名:タミフル)やザナミビル(商品名:レレンザ)といった抗ウイルス薬を使用することがあります。効果は期待できますが、吐き気、食欲不振、嘔吐、混乱や自傷行為のリスクも報告されています。使用前に必ず医師から副作用や注意点を確認してください。
