乾いた咳の対処法
乾いた咳は、気道に粘液や刺激物がなくても、反射的に起こる咳です。潤いがないため喉が痛みやすく、何らかの対策が必要です。本稿では、薬物、ハーブ、保存的な3つのアプローチを紹介します。
薬物療法
咳止めシロップや錠剤には、抗咳成分(鎮咳薬)が含まれています。軽度の咳にはこれで十分ですが、重度の場合は中枢作用型の抑制剤(コードインやデキストロメトルファン)が用いられます。これらは迷走神経を麻痺させ、脳への咳信号を遮断します。
ハーブ療法
ハーブティーは古くから咳の緩和に使われています。温かいお茶は気道を潤し、レモン汁と蜂蜜を加えるとさらに効果的です。レモンの酸が喉の粘膜を刺激し、蜂蜜が保護膜を作ります。
保存的療法
医師の診察を受ける前に試せる方法として、蒸気吸入があります。熱いシャワーや鍋で沸かした湯の蒸気を吸うと、喉が潤い咳が和らぎます。温かいミルクに蜂蜜を入れて飲むと、睡眠時の咳も抑えられます。アップルサイダービネガーを水で薄めて飲むと、喉の炎症を和らげます。また、十分な水分補給は喉の乾燥を防ぎますが、咳を完全に止めるわけではありません。
