インフルエンザワクチンでインフルエンザにかかりますか?
毎年秋になると、医師や病院はインフルエンザワクチンの接種準備を始めます。ワクチンを受けることに抵抗がある人もいますが、実際にワクチンでインフルエンザにかかることはありません。
インフルエンザワクチンの種類と成分
-
注射用ワクチンは、鶏卵で培養した不活化(死んだ)ウイルスを使用しています。
-
鼻スプレー型ワクチンは、弱毒化(生きたが病原性がない)ウイルスを使用し、"生ワクチン"とも呼ばれます(LAIV:Live Attenuated Influenza Vaccine)。
ワクチン接種でインフルエンザにかかりますか?
-
注射でも鼻スプレーでも、ウイルスは死んでいるか弱毒化されているため、感染することはありません。ワクチンにより現在流行する株に対する抗体が産生され、予防効果が得られます。接種時期は、研究者が予測したその年の主流株が対象です。
ワクチン接種後の症状
-
接種部位の痛み、全身のだるさ、軽い発熱などが起こることがありますが、これはインフルエンザではなく、ワクチンによる一時的な副反応です。まれに鶏卵に対する重篤なアレルギー反応が起こることがあります。
ワクチン接種が推奨される人
-
糖尿病や喘息などの慢性疾患を持つ人、50歳以上の高齢者、6か月から19歳までの子ども、妊婦、介護施設に入居している人、リスクの高い人をケアする者、6か月未満の子どもの世話をする家族などが対象です。
ワクチン接種を控えるべき人
-
卵に対する重度のアレルギー歴や、過去にワクチン接種で重篤なアレルギー反応を起こした人、ギラン・バレー症候群の既往がある人は接種を避けるべきです。また、発熱を伴う病気のときは回復まで待ち、軽い症状で熱がない場合は接種して問題ありません。
