胃腸ウイルスの予防と対処法

胃腸ウイルスは腸や胃の粘膜に炎症を起こし、吐き気・嘔吐・下痢などの不快な症状を引き起こします。感染力が強く拡散しやすいため、予防と対処法を知っておくことが重要です。

ウイルス感染の予防

  • 感染者との接触を避ける。体調不良の人とは数日間距離を置き、できるだけ直接接触をしない。

    手洗いを徹底する。トイレ使用後やおむつ交換後は必ず石鹸で手を洗い、外出先でもこまめに手指を清潔に保つ。

    住環境を清潔に保つ。消毒用洗剤でキッチンやトイレ、ドアノブ、電話機など頻繁に触れる場所を定期的に拭く。家庭内で感染者がいる場合は、食器は食洗機や熱い石鹸水で洗浄し、寝具やタオルはこまめに洗濯する。

    口に手を入れない。爪を噛む、手で食べ物を直接触るなどは、手が清潔でない限り避ける。

症状の管理と対処

  • 嘔吐や下痢がある場合は胃腸を休めるため、固形食は避け、透明な水分(水、薄いお茶)だけを少量ずつ頻回に摂取する。

    適切な飲料を選ぶ。水だけでなく、電解質を含むスポーツドリンクや、薄めたリンゴジュース、カフェインや乳製品を含まない炭酸飲料(炭酸抜き)などが有効。

    「BRAT」食を取り入れる。液体摂取が安定したら、バナナ、白米、リンゴソース、トーストなど消化に優しい食材を数日間中心に摂る。

    十分な休養を取る。自宅で安静にし、過度な活動を避けることで回復を促す。

受診の目安

  • 症状が3日以上続く、または高熱・激しい腹痛など重篤な症状がある場合は医師の診察を受ける。細菌感染や他の疾患の可能性もある。

    妊娠中や高齢者、幼児が感染した場合は、症状の重さに関わらず早めに受診することが推奨される。

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